アンサンブルの重要性

アマチュアの方とたまにアンサンブルする機会があるのですが、一緒に演奏をしていて変えてほしいと思うことのひとつに
アンサンブルの重要性があります。

ジャズはよくバトルというコトバを使うのですが、
実際はバトルしていることはあまりありません。

ジャズは会話ですので、
一人だけ大声張り上げて、みんなの輪を乱すのは嫌われるわけで、
アンサンブルするときは、みんなの音量や会場の広さに適応させて、
音量も抑えないといいアンサンブルになりません。

ですので、音量の大きさで優越を競ってはいけません。
ジャムセッションも同じです。
以前、とあるアンサンブルで演奏しててやたらでかく演奏する方がいました。
こちらはバランスを考えて音量を上げるとさらにでかくする
じゃありませんか❗️
アンサンブルですから、でかくすればいいってもんじゃありません。
その方は、音量の大きさで優越感を満喫しているわけですが、
アンサンブルでみんなに合わせないなどタブーですから、
やらない方がいいですね、そういうことは。
人が演奏していることを聴いて、その先を作れるか⁉️がいい演奏です。
ジャムセッションも同じです。
人と比較して音量や速弾きで他を踏襲して勝つものではないです。
プロの大御所でもスゴい小さな音で吹く方もいらっしゃいます。
人の演奏を潰さないように会話を作るのがうまい人のやることです。
あと一歩、先を目指してみましょう❗️
どんな環境でも自分を発揮できる人がうまい人です。
自分の既成概念の我欲に捕らわれないように
アンサンブルをするときは気を付けたいものです。

例えば四重奏でソプラノサックスの人より大きく音を出してはいけません。
ビッグバンドでリードアルトより大きく音を出してはいけません。
それと同じです。

タダやみくもに演奏してもよくなりません。
ちゃんとアンサンブルのイロハを学びましょう❗️




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