マッピだけの練習はやめましょう!

昔はマッピだけで練習するというのが普通でしたが、
今ではよくないというのがわかってきています。
なぜなら、通常の奏法のまま、マッピだけにすると、音が
出ないからです。
音が出ているのは、喉や口を微妙に変えるから音が出ます。
要するにオーヴァートーンを練習するのに似ています。
ですが、普通の音を出すために、オーヴァートーンを使うわけではないことは
誰でもわかります。
ということは、マッピだけの場合は音が出ないのです。
なぜならリードの振動数に管体の長さが絶対的に足りていないからです。
では、マッピだけで鳴らすと、、、、!!!
実際にはリードミスしか出ません。
キーー!
という音。これが本当です。だからマッピだけで練習できません。w
オーボエ奏者の方がリードを鳴らすとギャーッとすごい音が出ますよね。あれと同じ。
いろんな音が出ていますよねあれは。

昔の教則本にはマッピだけでアヒルのような音を出して練習しましょう!
とか、書いてありました。言ってしまいます!嘘です!w
嘘とまで言ってしまうと昔の教則本がかわいそうなのでw
倍音練習です。というくらいにしておきましょうw

普通の音はクラとサックスの皆さん。残念ですがマッピだけで普通の音出ません。
マッピだけで練習させるのは全く意味がない訳ではありませんが、
サックスなら最低限ネックまでつけて練習させてください。
マッピだけの練習で結構癖がついてしまう人は多いものです。
はじめから楽器までつけて練習できたら、無駄な癖をつけなくて済みます。
マッピだけである一定の音を出すようにと書いてある教本もありますが
この類もオーヴァートーンの部類に入ります。
後回しでOK。アンブシュアを完全に脱力させることが先決です。
時代は変わりましたね!

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2017年08月15日

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